月別: 2016年8月

イギリスのEU離脱問題から考えるべきこと

イギリスのEU 離脱国民投票における離脱派の勝利は、グローバリズムに対する反発だという見方があります。グローバリズムとは、モノ、ヒト、カネの国境を越えた移動を自由化するという発想で、それによって経済が成長するという考えですが、自由化するかどうかは各国の主権によります。その国の政権が規制すると判断すれば、グローバリズムは成立しません。そこで国際協定でグローバリズムを固定化するという手法が生まれ、EU の誕生となったわけです。しかし国際協定は国内法の上位に立つといい、国際協定でグローバリズムを定めてしまえば、民主主義で覆すことすら困難になるということです。つまり、国民が自国の政策を決めることができないということで、イギリスの場合は移民を制限することができないので、それが問題になっています。ただ、受け入れた移民全てに余るほどの仕事があれば、これも問題ではないのですが、日本と同様イギリスでも経済がデフレに向かっており、実質賃金が下がり続けていると言います。そうなると低所得者層の生活は苦しくなり、その不満の矛先が移民に向かうというわけです。企業経営者からすれば、給料が安く済む移民を雇うのは当然のことで、そのため国民の労働者は移民に仕事を奪われた形になってしまいます。イギリスのEU離脱問題による日本経済への影響も出始めていますが、この事態から日本が学ぶべきことは、デフレ経済を脱却しない限り、積極的な移民受け入れ政策を進めるべきではないということだと思います。

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